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手拭染色工程見学4 洗い場 [製作中]

洗い場では,定着液などを落とす作業を行う.
昔は,どこでも川で洗い,廃液も川に捨てていたため,川の色が色々な色に染まって見えたという!

四 洗い場の作業
RIMG3463 (Medium).JPG機械を使ってバシャバシャと上下に動かし洗浄.
機械荒いが済んだら長く伸ばして人の手で丁寧に
RIMG3467 (Medium).JPG
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手拭染色工程見学3 紺屋 [製作中]

いよいよ,の染色作業をご紹介.

二 紺屋の作業
RIMG3417補正160621 (Medium).jpgここが”紺屋”
染色液を注ぐための沢山の如雨露が見える













0 染色液を作る
RIMG3452 (Medium).JPGばっと(化学染料:硫化反応染料)は使い捨てだが,藍染料は何度も使える
これは今回使う桃色の化学染料












1 土手を作る
RIMG3433補正 (Medium).jpg3反ずつ重ね,生クリームの絞り袋のような道具で,染める各色の柄の周囲に土手を作る.両面ともに行う.












2 染め
RIMG3437 (Medium) (Medium).JPG
ぬかに消石灰を混ぜて使うとにじみにくいという.
機械で圧搾(下から吸う)しつつ,土手の中に染色液を順に注ぐ.
RIMG3439 (Medium).JPG










梟花吹雪では,まず灰色













RIMG3442 (Medium).JPG次いで桜色.
まず細かい部分を先に染めている
柄により,染料注入用ジョウロを使い分ける.
コーヒー用ポットよりも注ぎ口が細いものも多い.
















RIMG3447 (Medium).JPG次に周囲を囲み



















RIMG3449 (Medium).JPG全体を染める














3 定着液をかける
RIMG3456 (Medium).JPG
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手拭染色工程見学2 板場 [製作中]

「板場」では,染めない部分に糊付けをする工程の作業を担当する.
その前の,準備からご紹介したい.

〇 準備と下ごしらえ
・納品されたさらし木綿を洗う.ごみ・しわが取れ染め易くなる.
・物干し(だて)で干して乾燥させる.
・注文のあった柄の型紙を出す(一度染めた柄の型紙は染工場で保存している).

一 板場の作業
0 糊を作る.
RIMG3424 (Medium).JPG糊はベントナイト;米・フノリ(海藻);亜鉛.水で溶いて使う.柄によって糊の硬さを変える.
以前は糊は購入していたが,製造元の廃業で好い糊が手に入らなくなったため,近年は染色工場で作っている.










1 糊付け
晒し木綿を蛇腹に折りつつ,鋲で木枠に打ちつけた型紙をあて,ずれないよう手拭一枚分ずつ慎重に糊付けをしていく.
RIMG3422 (Medium).JPG布を折る
型紙の隅には戸田屋さんのロゴ: ○トが













RIMG3429 (Medium).JPG枠に打ち付けた型紙を布の上に下ろす














RIMG3423 (Medium).JPG型紙の上からの糊付けが一枚分終了(刷毛が見える).この後,型紙を上げて再び布を折るところから以下,繰り返し
この工場では,この作業台が六面ある

















2 おがくずをまぶす
RIMG3418 (Medium).JPG他の木綿布で覆っている.
床での作業
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手拭染色工程見学1 染工場へ [製作中]

RIMG3414 (Medium).JPG
平日に東京へ行く機会があり,念願の染工場での見学を戸田屋商店さんにお願いした.
都内には,5~6軒の手拭の染工場があるそうだ.

工場によって各々得意分野があるため,
浮世絵で云えば版元にあたる戸田屋さんが,絵柄や染色方法等により工場を選定している.
これまで松葉画舫で制作した手ぬぐいも,それぞれ全てちがう工場で染色されていたのだ(!).
実はこれまで全く知らなかった事実に,衝撃を,うけた.
梟吹雪は,そのうちの一軒;竹ノ塚近くにある旭染工さんが型紙を保管してくださっている.
今回,工場を見学するために,色違いとなる梟花吹雪を制作することと相成ったのだった.

2月26日金曜日,快晴.
案内役の戸田屋商店・小林さんと見学者3名が竹ノ塚駅に集合,
タクシーにて旭染工へ.
到着すると,既に染め上がったものが物干し「だて」でなびいていた.



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伊勢形紙見学・其の三「職人」 [製作中]

翌日,浅生形紙店のご主人から話を聞く.絵師の方も今は絶えてしまったそうで,新作は望めそうにもない.最も若い方も早くになくなられたようだった.その小林さんという方が修行しているところを長年見ていたそうで,葉書サイズの紙に筆で点ばかり一年,小さな四角ばかり一年,+-模様を半年,ひたすら描きつづける,,といったことを云いつけられていたのだそうだ.育てるのはとても大変だということがとてもよく判る.そうした絵師は,今でいう“パクられる”と困るので,作業するところを中々見せたがらないそうだ(と,云っても今ではそう簡単に真似られないと思うのだが・・・).三重県立博物館での特別展示目録に,作品が掲載されていた.
外国で記された英語の本が,最も詳しく日本の形紙文化を紹介していた.塩野米松氏あたりが訳してもいいのではと思う.旧いが好い資料本もお持ちだったそうだが,こちらは客に貸して戻ってこなかったという.
話のあと,形職人のYさんの元へ車で連れて行っていただいた.

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伊勢形紙見学・其の二「彫り」 [製作中]

さて形紙教室終盤,これから宿を探すのだと云うと,八日市に戻るという形紙教室の生徒さんが,白子に行くんなら車に乗せてくよ,と申し出て下さった.有り難くお申し出を受けさせていただく.途中,伊勢型紙資料館まで寄って下さった.と,さっきの先生が.先生もとても親切で,形紙を作る場合の道具・材料を扱っている京都の店をわざわざ電話で訊ね,教えてくださった.

宿は,観光案内所で訊ねると松葉屋旅館を教えてくれた.素泊まり一泊4500円.
松葉屋のすぐ傍に位置していた伊勢型紙資料館を,もう少しゆっくり見たかったので,とって返すと,先生がまだいらしていて,もう閉館だという...16時まで.そして伝統産業会館も資料館も月曜休,アチャー...
ちょっとトホホな私を,何と先生が形職人のおうちに連れて行ってくださるという.こんなにご親切にしていただけるとは思ってもみず,おおよろこびで,車の後ろを松葉屋さんの自転車でついていく.

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伊勢形紙見学・其の一「つり」 [製作中]

150510-11,形彫り作業の見学へ.
当初,150511(=2015/05/11)日帰り予定だったのだが,「型紙教室」が鈴鹿市伝統産業会館で第二・四日曜に開催されていることを知り,丁度,前日が第二日曜だったので急きょ予定を変更.8時すぎの電車に乗り,昼前に到着.
浅生形紙店は,本当に駅の前.こちらは日曜がお休み.
よく調べてこなかったが,持ってきた「ツーリングマップル」によると鈴鹿市伝統産業会館は海のそばにあるらしい.途中で弁当を買ったので,海岸で弁当を食べてから13時の形紙教室に参加することに.

形紙教室は,先生を含め,10人ほどの教室だった.
みなさんは色紙サイズ以上の大物を作られているが,わたしはしおりサイズで自分とバードレスキュー協会の「野鳥救護」落款を... 先生が事務所に行ってしまわれていて,野鳥救護落款を適当に始めたのだが,段々不安になってきたので先生を呼んできたところ,「つり」を作らなければバラバラになると教わり,こいつは失敗...

RIMG2754 (Medium).JPG「つり」の付いた形紙
(”ゑごのき山雀”製作途中.手前が上)













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ゑごのきやまがら製作中 [製作中]

尺取虫 (Small).jpg
きぶし山雀改め,「ゑごのき山雀」手拭を製作中.
キブシもエゴノキも,世界で初登場の柄,ではないだろうか.
きぶし山雀手拭をここで紹介していない理由は,
個人的に気に入らなかったため.
打ち合わせの便を考えて,関西で手拭を製作してくれるところを
新たに捜して依頼したのだが,…職人の腕がイマイチであった.
元の図案はもっと細かい柄だったのが,
えらく大雑把なものになって戻ってきた.
一番悔しかったのは,山雀の眼.
なんだか空ろなぼんやりした目玉...これは,私の図案じゃない...!
キブシとヤマガラはあまり関係のない生物同士だったことも
判明し,作り直すことにしたのだった.

これまで製作をお願いしてきた人形町の梨園染・戸田屋商店では,
型師・染師が別に居て,そこへ型製作や染めに出している(で,当方は絵師).
完全分業制であり,手拭屋は製作を監督する役割といったところ.
浮世絵の版元と同じだと思う.
しかし大阪の手拭屋では,どうやら作業を全て自分のところで行っていたらしい.
多分,経験のある専門の職人も居なかったのだろう...
捜せばちゃんとしたところが在るのかもしれないが,
一度失敗して,もう捜す元気も意欲も無くなっていた.
後で型職人の方に戴いた助言は「型を見てから染めた方がいいよ」.
全くそのとおりで,浮世絵師同様,立会いは必要だと感じた.

さて,ゑごのき山雀は,きぶし山雀以上に細かい柄だったので,
戸田屋さんと何度も遣り取りしてやっと図案完成にこぎつけた.
昨年は,「もう,葉脈,イヤァァァ・・・」と悲鳴を挙げていたものだった
(いまは,型職人が...?)
図案(のコピー)は型職人のもとへ行き,型が製作されているところ.
今度,型を作っていただいている三重の浅生形紙店へ,見学に行く予定.
伊勢形紙協同組合 というものがあるらしい.
そろそろ,エゴノキも咲く季節.



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